Nine. Ten. Okay, ready or not, here I come.

ジェシー「・・・・9、10っと。準備はいいかな、さあ行くよ」

Here I am.

ミシェル「ここにいるよ」

Michelle, come here. Now, we’re gonna have to have a little chat, you and l. See, the name of the game is “Hide and Go Seek.” You’re playing “Hide and Say, ‘Here I am.'” -Capeesh?

ジェシー「・・・・ミシェル。ちょっと来い。さぁ、ちょっとお喋りタイムといこうか、お前と俺で。あのな、これは『隠れて探そう(かくれんぼ)』っていうゲームなんだ。今お前がやってんのは、『隠れて教えよう、あたしはここよー』っていう謎のゲームだぞ。了解?」

-Capeesh.

ミシェル「りょーかい」

Let’s play again, but this time I’ll hide and you come seek me, okay? So you count to three. Cover your eyes. Cover your– No. No peeking. No peeking. All right, ready? All right count.

ジェシー「もう一度行こうか、でも今度は俺が隠れるから、お前が探してくれよ?目を隠して、3つまで数えて。目を隠し・・・・おい。覗き見ナシ!覗き見ナシ!よーし、準備はいいかな?よし、数えろ。」

One, two three, four, five. Here I am.

ミシェル「いち、にぃ、さん、し、ご。あたしはここだよ!」

ジェシー「??。・・・・・。」(呆れ顔で自ら姿を現す)

I win again. -Capeesh?

ミシェル「みっけ、またあたしが勝ちぃ。りょーかい?」

-Capeesh.

ジェシー「・・・・了解。」

D.J., if it’s not right by now…..put on a hat.

ステファニー「DJ,まだ髪がキマらないんだったら・・・・帽子、被りなさい」

Today is my first day of junior high school and I wanna look perfect. Wait. Almost. There! Quick, spray. All right. All over. Keep spraying. Get every inch. All right. Perfect.

DJ「今日は中学校の初日なんだし、完璧にしなきゃ。待って。大体これで・・・・。ここ!はやく、整髪剤!よ~し。まんべんなくね。スプレー続けて。隅々までね。よ~し、完璧。」

Very natural.

ステファニー「自然に見えるね。」

Finally, I’m going to a school that doesn’t have a sandbox.

DJ「やっと、砂場のない学校に行けるのね」

How can you be so happy? This is the first time we won’t be at the same school. Aren’t you gonna miss me like crazy?

ステファニー「何でそんなに喜べるの?同じ学校に行かないなんて初めてのことだよ。私がいなくて寂しくならない?」

Stephanie, try to understand. You are a child. I’m a young adult. And starting today, we live in different worlds.

DJ「ステファニー、考えてみてよ。あんたは子供。私は大人。そしてこの日を境に、別々の世界で生きていくの。」

We don’t even live in different rooms.

ステファニー「別々の部屋に住んでもいないのに?」

Please, don’t remind me.

DJ「やめて。言わなくていいから。」

Come on, Deej. Stay at my school. I need my big sister to stick up for me. What if some kid calls me a lameoid zombie dog?

ステファニー「いいじゃん、DJ,同じ学校にいてよ。かばってくれるお姉ちゃんが必要なんだから。もし『あしを引きずったゾンビ犬』ってからかわれたら、どうすればいいわけ?」

I don’t know, bite them. Look, I didn’t have a big sister to stick up for me, and I did fine. So will you.

DJ「知らないよ、噛みつけばいいじゃん。・・・・あのね、私だって守ってくれるお姉ちゃんなんていかなったから。でも大丈夫だったし。あんたもそうだって。」

But when I get to junior high, you’ll be in high school. When I get to high school, you’ll be in college. When I get to college you’ll be working at McDonald’s.

ステファニー「でも、私が中学に上がるころには、お姉ちゃんは高校でしょ。私が高校に上がるころには、大学じゃない。私が大学に行くときは・・・・お姉ちゃんはマクドナルドで働いてるんだよ。」

DJ「・・・・」

(ジョーイとジェシーが、取引先の顧客と電話中)

Mr. Avalos, Jesse and I are thrilled that the ad agency has assigned us to your account.

ジョーイ「アバラスさん、そちらの宣伝を担当させていただけて嬉しいです」

account 広告やデザインなどの委託業務 (ここでは商品の宣伝のこと。ジョーイとジェシーは広告代理店の下請け受注会社として商品宣伝の仕事をしている。)

Jesse and I are thrilled that~「ジェシーと僕は~ということにワクワクしています」 the ad(=advertisement) agency has assigned us 「広告代理店が僕らに仕事を担当させた」to your account「貴方が委託している宣伝業務への」

Extremely thrilled, sir.

ジェシー「非常に嬉しいですっ」

We have exciting ideas about the motor-oil campaign.

ジョーイ「私どもには潤滑剤の宣伝にかんして素晴らしいアイディアがございます。」

Extremely exciting ideas, sir. Yeah.

ジェシー「素晴らしいアイディアでございますっ」

(玄関の呼び鈴が鳴る)

You get the door. Don’t worry, I’ll say everything twice.

ジョーイ「君は玄関に行ってこい。心配するな、君の分まで、全部2回ずつ言っておくから。」

(ジェシーが玄関の扉を開けると、ジェシーの彼女『レベッカ』が立っていた)

Hello. Wait, let me guess. I know why you’re here. You couldn’t get through the day without a kiss, right?

ジェシー「こんにちは。ちょっと待って、当ててみせようか。君がなぜここに来たのか、分かるよ。おはようのキス無しじゃあ、今日一日を頑張れないってことだろ?」

Well, Actually, Danny needed a ride to work, but as long as I’m here.

レベッカ「えーとね、実はダニーを迎えに来たのよ。でもまぁ、せっかく私がここにいることだし・・・・」

※レベッカとダニー(ダニエル)は同じ放送局に勤めるテレビキャスター

Oh, have mercy.

ジェシー「おいおい、最初からそのつもりできたんだろォ」

(キスシーン)

(そこにDJの友人のケミーがやってくる)

This early? I hope you brushed.

ケミー「この朝っぱらから? 歯を磨いているといいけど」

Kimmy, here’s a wild idea. This year, why doesn’t D.J. pick you up on the way to school.

ジェシー「・・・・キミー、よいアイディアがあるんだ。今年は、DJが君を迎えに行くってのはどうだ?」

No can do. My dad eats his breakfast in his underwear.

キミー「だめだよそれは。パパがパンツ一丁でご飯食べてるの」

(本編に続く。)

◆今回の笑いポイント◆

ネタばれになるので詳しくは言えないのですが、このエピソードは本当に笑いました。一番の笑いどころは、DJが教員に声をかけられるシーンです。しかし、そこがなぜ笑いどころであるのか、セリフの中で明示はされないので、よく状況を観察してみないと、気づかないかもしれません。私も2度目でようやく気付きました。ヒントは、DJと教員の服装に注目してみてください。

◆今回の勉強ポイント◆

Assume the position. 意味「指定された姿勢をとる」

Assume の意味をご存知でしょうか。中学や高校で「想定する」として習いますので、覚えている方も多いと思います。しかしassumeは、(理屈っぽく分析していくと、)元々は「~の態度をとる、ふるまう」という本来的な意味(コアイメージ)があって、そこから「(たとえ無理があったとしても)ある考えが真であると振る舞う→明確な証拠なしに想定する」とか「様相・性質などを帯びる、呈する」という意味が派生したようです。(完全に雑学でした。失礼しました)

assumeのコアは「ある特定の態度もしくは体勢をとること」だから、Assume the position で「位置について」という意味になることも理屈のうえで納得です。

ただし、コアイメージというのは語源を遡って理屈で納得して覚えるものではなく、何度もその言葉が使われた状況に接する中で自然と掴んでいくものだと思います。実際、このエピソードを何度も視聴すれば、もはや、このassumeにどのような意味があるのか、猿でも犬でも一目瞭然です。そのためには語源の知識や分析的思考は一切必要ないというのが当サイトの方針です。完璧主義ならずに、(すこしだけ辞書で調べながら)ただ楽しんでドラマを観ていれば、いろいろ分かってくるものだと考えます。

なお、今回も前回同様にbig-timeという表現が「すごく」という意味として使われますので、こちらも注目のポイントです。

ケミー You grew up. ずいぶん(胸が)実ったわね。
DJ   Bigtime.    本当にすごくね。

◆今回の感動ポイント◆

また、父親のダニエル(ダニー)の名言、今回もありますよ。見どころです。

You were a big fish in a small pond. Now you’re in a big pond, so you feel like a small fish.  But you don’t have to look like the big fish. I just wanna hug you and take you to Sea World.

ダニー「小さな池の大きな魚だったんだね。そして大きな池に移って、自分が小さく見えたんだろう。 でも大きな魚に見える必要なんてないんだよ。ただ君を抱きしめて、広大で多様性のある海の世界を見せてやりたい。閉ざされた池なんかじゃなくね。」

◆一言感想◆

ケミーがタナー家にいつも邪険にされていて、可哀想。疎外のなかでも、持ち前のユーモアで嫌味を受け流すケミーのしたたかさに感銘を受けます。個人的に、一番お気に入りの登場人物です。皆さんのお気に入りのキャラクターは誰ですか?

さて、DJの中学生活は上手く行くのでしょうか?

そしてジェシーとジョーイの仕事の打ち合わせは、トンチンカンな方向に・・・・。

続きは、本編で確かめてみて下さい!

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